笑気吸入麻酔・静脈内鎮静法
dental-phobia
不安、歯科治療のストレスをできるだけ感じさせない治療

不安、治療に対する『恐怖心』・『ストレス』・『嘔吐反射をできるだけ感じさせない』治療を希望される患者様には【笑気吸入鎮静】・【静脈内鎮静法(静脈麻酔)】を取り入れています。
「歯の治療は怖くて痛い」というイメージをお持ちの方は 【笑気吸入鎮静】・【静脈内鎮静法(静脈麻酔)】で不安感や恐怖心から解放された状態で治療を受けることができます。処置中は生体情報モニターを装着し、血圧・脈拍・呼吸(酸素飽和状態)を常時管理いたします。
「笑気吸入鎮静法」とは?

鼻から呼吸をすることで鎮静状態が得られます。治療後は30分以内に体外に排泄されます。副作用が非常に少ない鎮静法です。笑気麻酔と高濃度酸素を混合して使用します。
【保険外診療 一回:15,000円+消費税】
どんな患者さんに向いていますか?
◆歯科処置に対して恐怖心が強い方・嘔吐反射が強い方
◆子供(7歳以上)から大人まで
◆歯科治療に対して不安・不快感・ストレスを大きく感じる方
◆歯の治療中・・
のどに水がたまるのが苦手
のど付近を触られることで吐きそうになってしまう。
のど付近の吸引や歯型をとっている時などに吐き気を感じやすい。
◆血圧が高く・循環器系に持病があり、インプラント手術等の外科処置を受けられる方
笑気が使えないケースはありますか?
・鼻が詰まっているなど、鼻呼吸ができない方(鼻から笑気麻酔が吸えない為)
・妊娠初期の方
・中耳炎で治療中の方
・2か月以内に眼科手術を受けたことがある方
「静脈内鎮静法(静脈麻酔)」とは?

静脈内鎮静法(静脈麻酔)とは、鎮静薬を静脈から点滴する精神鎮静法です。
静脈内鎮静法を併用することで、肉体的そして精神的な負担が少なくなり、快適に治療を受けていただけます。
・無痛治療
・寝ている間に治療が終わって欲しい方
・日帰りでできる口腔外科手術、インプラント埋入手術など
・長時間(1時間半~3時間程度)口を開ける必要のある治療
インプラント手術や口腔外科手術は、局所麻酔のみで施術しても痛みはありません。しかし、振動や音は消えない為、恐怖心や不安、緊張は軽減できません。患者様にとって大きなストレスとなる場合もあります。静脈内鎮静法は、治療を円滑に、且つ安全に進められます。
◆静脈内鎮静法でどのような状態になるのか
意識がなくなる程度に中枢神経系の働きを抑制します。
『眠っているような、ウトウトとした状態、恐怖心や不安のないリラックスした状態』
患者様の声
「あっという間に治療が終わった」(寝ているためそのように感じる方もおられます)
「寝ている間に治療が終わっていた」
「手術の記憶があいまいで、非常に楽でした。」
言われる方が多いです。
静脈内鎮静法の場合、初診は問診のみになります。(応急処置は対応可能)
初診は処置当日の説明と相談になります。お薬手帳をご持参下さい。
歯科麻酔科医・執刀歯科医師・スタッフ数名:合計3名~4名体制で集中治療します。
一回:100,000円+消費税(保険外診療)
静脈内鎮静法の注意事項
・処置当日は、食事制限(禁食・禁水)がございます。
・お体の状態によっては適応とならない場合もございます。
・静脈内鎮静法後は車・自動車・自転車の運転は厳禁です。 (道路交通法違反)
・静脈内鎮静法後の運転により事故を起こされた方の一切の責任を負いかねます。
・遠保の方は、運転代行業者の手配・近隣ホテルの手配をお願いいたします。
・送迎・タクシー・バス・電車などの公共交通機関をご利用ください。
詳しくはスタッフが術前に説明いたします。
◆全身麻酔との違い

全身麻酔は意識がなくなり、自発呼吸が停止します。そのため、人工呼吸(呼吸管理)が必要となります。
静脈内鎮静法は意識がなくなるわけではないため、自発呼吸が可能です。また、全身麻酔は入院が必要ですが、静脈内鎮静法は日帰り手術です。処置後は回復室でご休憩も可能です。